みなさん、こんにちは。
スモールジムBEKINDの山﨑です。
毎週水曜日と土曜日に更新しております。
前回は、睡眠を妨げるものということで、覚醒ホルモンであるセロトニンを分泌させてしまう「光」について話しました。今回は逆に睡眠を促進するものをお話ししていきます。
覚醒ホルモンがセロトニンならば、その反対は「睡眠ホルモン」の「メラトニン」です。このホルモンは睡眠導入剤の役割を果たします。またホルモンには細胞の新陳代謝を促進する働きもあるため、疲れが取れやすくなるというメリットがありますので、確実に分泌させたいところですね。
メラトニンを出させる行動・要因
- 朝、太陽の光を存分に浴びる。
- 夜はセロトニンを分泌する行動を避ける。
メラトニンを出しやすくする方法は、実はこの2つだけなんです。一つづつ見ていきましょう。
まず1の朝、太陽の光を浴びることですが、これによりセロトニンをしっかりと分泌させることが出来ます。実はメラトニンはセロトニンが分泌開始されてから15時間後に分泌される性質があります。つまりメラトニンとセロトニンは表裏一体なのです。朝7時に起床してすぐにカーテンを開けて太陽の光を浴びると、15時間後の22時にはメラトニンが出てきて眠くなってくるのです。しかし朝に太陽の光を浴びないと、セロトニンの分泌が中途半端になり、メラトニンの分泌にも影響してくるのです。では曇りや雨の日はどうかとなりますが、この場合は蛍光灯の光や、PCやスマホのブルーライトが代用できます。起床後すぐにスマホでニュースなどをチェックすることはいいことなのです。
次に2の夜にセロトニンを分泌する行動を避けるについてですが、セロトニン分泌の引き金は前回も今回でも言っておりますが、光を見ることです。セロトニンが分泌されると体内時計がリセットされてしまい、リセット直後にはメラトニンは出ずらいということです。つまり夜にスマホやTVを見ると深い眠りにつけないことになります。結果疲れが取れずに翌日のパフォーマンスが落ちることになります。
夜寝る2~3時間前は読書のみの生活を検討した方が良さそうですね。
ではまた次回。