みなさん、こんにちは!
スモールジムBEKINDの山﨑です。
メンバーさんからたまに「体脂肪計の体脂肪率ってなんであんなに毎日違うの?」とか「家の体脂肪計と病院のとでは全く違う数値になる」などと聞かれることがあります。みなさんも多かれ少なかれ思ったことはあるのではないでしょうか。
実は体脂肪量が日によって違ったり、体脂肪計によって違ったりするのは当たり前なのです。体脂肪計は実際に体脂肪量を測っているわけではないのですから。
え~っ!?
ってなりますよね。
体脂肪計の仕組みをお話しします。
まず体脂肪計は微細な電流を身体に流して抵抗値を測ります。脂肪(油分)は電気を通さない性質を利用しています。それに身長、性別、年齢、体重などのデータを加味して算出する計算式がはじき出している数値が体脂肪量になります。
簡単に言うと
「身長170センチ、体重70キロの50歳男性がこの抵抗値だと、このくらいの体脂肪量だよね~」
という感じです。
ちなみに体脂肪計の価格の差は、計算式を作るためのサンプル数の差になります。
また身体の体水分量でも1~2%くらいの誤差は出ます。水は電気を良く通しますから。
とすると体脂肪計はいらないのではと考えがちですが、そうでもありません。
長期では非常に参考になります。
「以前は22%台の数値は見かけなかったけど、最近はたまに出るね。少しは減ってきたのかな?」などと月単位くらいで数値を追っていくと傾向が見られます。
自分の今の生活が体脂肪にどのように影響を与えているのかを確認できることになりますね。ですから体脂肪計で体重とともに体脂肪率をチェックしていくことは非常に大切なことです。
しかし有効に活用するためには条件があります。
- いつも同じ時間に測る(朝起きてトイレに行ってから測るのが一番良い)
- 同じ体脂肪計で測る
この条件を守れば体脂肪の動向が分かるようになります。
また最近の体脂肪計は専用のスマホアプリがついていますので、測ると自動で保存され、あとでグラフなどで動向が把握できますのでおすすめです。
以上、体脂肪計との上手な付き合い方でした。
ではまた明日。