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ミトコンドリアの働き(421)

みなさん、おはようございます。

スモールジムBE KINDの山﨑です。

 

ミトコンドリアって聞いたことありますか?

おそらく、中学生の頃に習ったと思うのですが。。

 

ミトコンドリアは身体の細胞の中にある器官で、動くためのエネルギーの元になるATP(アデノシン三リン酸)を産生する役割があります。ATPを作れないと人間は動けませんから非常に大切な役割ですね。

 

それでこのミトコンドリア、加齢や不摂生な生活習慣のせいで、機能低下や数そのものの減少をもたらすのです。そうなると当然エネルギーが不足するのですから、疲れやすくなったり、内臓の機能が落ちる、また肌や髪にも悪影響が出ます。つまり「若々しさ」がなくなってくるのですね。

 

ではミトコンドリアの減少や機能低下を防ぐ方法はあるのでしょうか?

 

そのためにはまずは「腹八分目の食事」です。

腹八分目の食事をして、次の食事の直前に空腹の時間を作ることです。これにより、エネルギーを確保するためミトコンドリアが活性化します。

 

また「運動」も関与します。

例えばジョギングやウォーキングなどの有酸素運動。これはミトコンドリアが一番活躍する運動です。ミトコンドリアではATPを作り出すための材料として酸素が必要なのです。つまり有酸素運動は、酸素を大量に取り入れて、それを使ってエネルギーを産出する行為そのものなのです。しかも継続的に。ですから有酸素運動をするとミトコンドリアの数が増えたり、機能が上がったりするわけです。

 

また筋トレなどのパワーを必要とする運動もミトコンドリアにとっては重要です。筋トレなどをするとNO(一酸化窒素)が生まれます。これが血管を柔らかくして血流増大を促します。血流が増大すれば酸素も大量に供給できるようになるため、ミトコンドリアが活性化します。

 

みなさんも少しでも良いですから、自宅トレーニングをしてミトコンドリアを活性化させ、活力と若々しさを保っていきましょう。

 

ではまた。